皆さん、こんにちは。
ビザ専門行政書士の大東です。
号外です。
2015年内に認められる予定の外国人の方の新しい就労について
書きます。
それは、家事代行サービスです。
今朝の日経新聞にも記載がありましたが、政府が、神奈川県・大阪府
を対象に、外国人の方の家事代行サービスへの従事を認める
こととなる予定です。
これまで、日本での活動がオールマイティーな、永住者、定住者、日本人の配偶者等
といった方または留学生等のアルバイト(資格外活動)として以外認められなかった、
いわゆる「単純労働」を認めるビザが限定的ではありますが、認められる方向となっています。
こちらも就労ビザの一種なので、以下のような雇用条件が必要となるようです。
・フルタイムでの直接雇用
・日本人と同等額以上の報酬
就労ビザにお馴染みの要件です。
さらに、一般の就労ビザと異なるのは、雇用する企業側に住宅を確保することを
要件として課すこととなる点です。
また、在留期限は最長3年間となる見込みです。
全体を通してみますと、技能実習ビザに似ている制度となるものと考えられます。
技能実習ビザも今回検討されている家事代行サービスにかかるビザも、
原則として認められない、いわゆる「単純労働」を政策的に認める観点から、
受け入れる企業側に通常の就労ビザと比較して、強めの監督を求めている
ものと考えられます。
本年内は神奈川県・大阪府に限定されていますが、実施状況をみて、今後
他の都道府県にも広がる可能性は高いかと考えます。
サービスを利用したい方も、日本で家事代行サービス業務に従事したい外国人
の方のニーズも高いものと思われますので、今後の動向を追っていきたいと
思います。
動きがありましたら、またお知らせします。
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