皆さん、こんにちは。
ビザ専門行政書士の大東です。

今日は、留学ビザの申請書類のうち重要なポイントとなる滞在費の支弁を証明する書類として何を提出すれば良いかについて書きます。
この書類のポイントとしては、日本滞在中にお金に困ることはないということを入国管理局に納得させることです。

一般的に学生の方が自分の名義でまとまった資金を持っていることは少なく、親や親族が子供(留学生)の口座に事前に資金を移すか、定期的に送金する方法を選ばれることが多いです。
お子さん名義の口座に事前に移している場合には、お子さん名義の銀行発行の預金残高証明書のコピーを提出します。
一方、来日後定期的に送金する場合には、資金を出す方名義の銀行発行の残高証明書とその方と留学生との関係、送金方法等を説明した資料を適宜提出します。
なお、これは他のビザ申請の際も同様ですが、海外で発行された書類が日本語か英語以外の場合、日本語か英語の訳文を別途提出する必要があります。

以前にこんなケースがありました。
留学生からの質問で「在学中父が生活費を送ってくれる予定なのですが、父の資産はほとんど株式などで保有していて銀行預金はあまりありません。証券会社発行の株式等を保有していることの証明書でもいいですか?」
海外で資産運用の考え方が日本と異なるためこういったケースも往々にしてあります。
皆さんはどう思われますか?
またこんなケースもありました。
別の留学生からの質問で「親族で留学費を出してくれる余裕のあるひとがいません。在学中の学校の先生が個人的に支援してくれると言ってくれていますが、それでも良いでしょうか?」
優しい先生ですね。
皆さんはどう思われますか?
実際の申請結果を踏まえ、私の見解を週明けに書きます。
良い週末を!

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