【日本での銀行口座開設】
留学や日本での就職のために来日された場合、生活していく上で日本の銀行や郵便局で預貯金口座を開設することが必要になってきます。
口座の開設は、以下の流れで進めて頂くこととなります。
①在留カードの取得
新規の入国の場合、入国時に空港で交付されます。
②日本での住所を管轄する市(区)役所での住民登録
住民登録をすると、在留カードの裏面に市(区)役所の職員が住所を記入してくれます。
③銀行や郵便局で預貯金口座の開設
銀行によって、必要書類が異なりますが、基本的には、ご本人が在留カードと
印鑑を持って窓口で手続きを行う必要があります。
ご参考までにご覧下さい⇒主要金融機関 口座開設情報
<よくあるご質問>
Q1.観光ビザで来日中に日本で口座開設することはできますか?
A1.原則できません。
口座開設の際、多くの銀行では在留カードの提示が求められます。
観光ビザや日本での滞在が3ヶ月以下しか認められていないビザについては、
在留カードが発行されないためです。
Q2. 銀行の支店はどこを選んでもいいですか?
A2. 住所か勤務先に一番近い支店でしか口座を開設できないケースがありますので、
ご注意下さい。
Q3. どの銀行でも口座を開設することはできますか?
A3. 基本的には、どの銀行でも口座を開設することができます。
Q4. 印鑑を作らずにサインで済ませる方法は可能ですか?
A4. 銀行側の判断となりますが、以下のリストで印鑑が必要とされている銀行の場合、
印鑑を作成しないと口座が開設できない可能性が高いと存じます。
Q5. 名前が長いのですが、印鑑にはフルネームを入れる必要がありますか?
A5. 日本人の方と同様で姓のみの印鑑でも大丈夫です。
ちなみに、印鑑作成業者にもよりますが、20文字くらいであれば、彫ってもらう
ことができます。
お問合せは⇒お問い合わせフォーム
【日本での住宅の賃貸契約】
社宅や寮を利用しない場合、日本滞在中の住宅を賃貸する必要があります。
しかし、外国人の方向けの住宅賃貸の経験のある不動産会社(賃貸住宅紹介会社)も
まだそれほど多くはないのが、現状です。
住宅の賃貸にあたって不安を感じる点として、次のようなものがあるかと思います。
「日本語があまり得意でないので、賃貸契約の内容等について、英語か母国語で
説明してほしい」
「外国人向けの賃貸物件は限られているのでは?できれば良い物件を探したい」
弊所では、外国人の方向けの住宅賃貸サービスを専門に
行っている不動産賃貸会社をご紹介させて頂くことができます。
また、住宅だけではなく、日本でビジネスを開始するにあたって、レンタルオフィスや
店舗をお探しの方のお役に立つこともできます。
お問合せは⇒お問い合わせフォーム