皆さん、こんにちは。
ビザ専門行政書士の大東です。
最近「ブラックバイト」という言葉が出てきました。
お馴染みのブラック企業と同様に法律などに反した
環境で働かせるアルバイトのことです。
高校生・大学生の方の多くはアルバイトをしている
と思います。
私も大学時代アルバイトに精を出した?一人ですが、
当時は労働基準法などあまり良く分かっていません
でした。
私の場合は、たまたま良いアルバイト先で特に問題は
なかったですが、残念ながらブラックアルバイトが一定数
存在するようです。
アルバイトだからということで、残業代を支払わない、
簡単に解雇する等色々問題があるようですが、特に
私が気になったのは、会社の都合でシフトを入れられて
しまうということです。
シフトが多ければアルバイト代も多くていいなと思う
方もいるかと思いますが、そのレベルを超えて、アルバイト
が忙しすぎて大学の単位を落とす、留年するといった本末転倒
なケースもあるようです。
留年はその後の就職の際にマイナスになりそうですね!
実は、私も大学が好きで?仲の良い友人達と一緒に皆で
1年留年した経験があります…
以前から私のブログをご覧頂いている方は、もうお気づきだと
思いますが、この事態は外国人留学生にとっては致命的です。
留学ビザの資格外活動としてアルバイトをすることは認められていますが、
次の2点で問題が生じます。
1)一週間のアルバイト勤務時間が28時間以内か?
アルバイト先が忙しいからといって、これ以上働くと違法になり、
入国管理局に見つかると資格外活動許可の取り消し等につながる
リスクがあります。
2)来日している目的は何か?
アルバイトはあくまで留学生の資格外活動として、勉強に注力する
ことを条件におまけで与えられています。
留年してアルバイトに精を出すということは、アルバイトするため
に日本にいるんでは?と判断されかねません。
最悪のケースでは、留学ビザの更新が認められず退学を余儀なく
されるリスクがあります。
アルバイト先を選ぶ際にも、始めた後も注意が必要ですね。
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